「文豪シリーズ ~不良文豪とホスト~」シナリオ公開(3)
スタッフMです。
ドラマCD「文豪シリーズ ~不良文豪とホスト~」シナリオ公開(3)は第2話、『文豪、ホストになる』前篇です!
ひょんなことからホストクラブを訪れることになった谷崎。そこで彼を迎えた新人ホストはなんと……アンゴと中原中也!?
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ホスト1 「1番テーブル、ピンドン入りましたーっ!」
突然派手な音楽が流れ始め、盛り上がる店内。
谷崎とユイコとミチル、ボックス席で、
ミチル 「うわーすごーい! あれがシャンパンコールってやつ?」
ユイコ 「私初めて見ました~」
谷崎 「(テンション下がって)……何故こんなことに……」
そこへ新人ホスト二人が来て、
坂口 「こんばんはー!」
中原 「い、いらっしゃいませ」
坂口 「お客様のお相手をさせていただくアンゴです」
中原 「チューヤです……新人です」
ユイコ・ミチル「よろしくお願いしまーす」
谷崎 「二人揃って妙に親近感のある源氏名だな……って、あーっ!?」
中原・坂口「え?(気づいて)ああっ!」
坂口 「谷崎さんじゃないか」
中原 「な、何でこんなところに」
谷崎 「それはこっちの台詞だ! 何で貴様らがホストなんぞやってるんだ!」
ミチル 「え、なになに?」
ユイコ 「お知り合いですか?」
谷崎 「小説家仲間だ」
ユイコ・ミチル「ええ~っ!?」
坂口 「いやあ、最初はただ平成地区に飲みに来ただけだったんだがな」
中原 「つい浮かれて飲み過ぎて……手持ちの金じゃ払えないって言ったら、系列店のこの店で働いて返せって、なんか怖くて偉い人が」
谷崎 「一体いくら返すんだ」
中原 「百万」
ユイコ・ミチル「えーっ!?」
谷崎 「百万!? お前らどんな店で飲んだんだ!」
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なぜ、100万円もの大金を払わなければならなくなってしまったのか!?
続きはドラマCDで♪
次回シナリオ公開は第2話、『文豪、ホストになる』後篇です!
更新をお楽しみに♪