「文豪シリーズ ~文豪の神様~」シナリオ公開(4)
こんにちは、スタッフMです。
ドラマCD「文豪シリーズ ~文豪の神様~」シナリオ公開を更新しました!
今回は第2話、『文豪、レジャー施設へ行く』後篇です!
引き続きレジャー施設で、今度はロデオマシンに挑戦する一行。
調子よく乗りこなしていた志賀氏ですが!?
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□レジャー施設・ロデオマシンコーナー
激しく動くロデオマシンに、芥川が翻弄されていて、
芥川 「うわあああああああーっ! 振―りー落―とーさーれーるーうううううう!!」
太宰 「芥川先生、しっかりして下さーいっ! ああっ、手綱を離したら!」
芥川 「わーーーーーっ!!」
激しく落下する。
太宰 「芥川先生、大丈夫ですか!? 芥川先生!」
芥川 「す、すまない太宰君……鈍くさい僕にはこれも合わなかったようだ……」
太宰 「先生のせいじゃありません! 志賀さん、コレのどこが簡単なんですかっ!? 志賀さ――」
見れば、志賀はロデオマシンをエンジョイしていて、
志賀 「ひゃっほーーーーー! すっかり気分はカウボーイだねえ! フーーーー!」
芥川 「楽しそうだね、志賀さん……」
太宰 「おのれ志賀直哉、どこまでも自己中な……! 調子に乗るなよ、このスランプ野郎め」
志賀 「(グサッと)はうっ!!」
急にテンションがた落ちで、でもロデオに乗ったままガクガク揺さぶられながら、
志賀 「そうだったな……僕は、スランプなんだよな……僕の才能はもう枯れてしまったんだよな……二度と蘇ることはないんだ……夕方には原稿を渡さなければいけないのに……ううっ、うええええん(泣き出す)」
芥川 「あああ、せっかく元気になりつつあったのに……」
太宰 「(ボソッと)落ち込むならロデオマシンから降りろよ……」
芥川 「元気出して下さい志賀さん! ほら、あっちに卓球がありますよ! きっとあれなら僕にも出来ます! 一緒にやりましょう、ねっ!」
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スランプなことを思い出して、一気にドン底モードになる志賀氏。
果たしてまた元気を取り戻すことが出来るのでしょうか!?
次回シナリオ公開は第2 話、『文豪、レジャー施設へ行く』前篇です!
更新をお楽しみに♪