「文豪シリーズ」第2巻【キャララフ公開第3回】川端(1)!
スタッフMです。
ドラマCD「文豪シリーズ」第2巻「文豪失格」のキャラクターラフ公開、第3回目は「静かなるエロス」川端康成の初期ラフです!
無口で知られた、日本人初のノーベル文学賞受賞作家、川端康成。
お客さんを迎えていても、ぎょろっとした目で相手を見つめたまま黙っていることが多かったということで、穏やかな表情ながら眼に力があるイメージです!
あるとき、川端さんの元へ女性編集者が原稿依頼に訪れますが、川端さんはずっと黙ったまま。「気を悪くさせてしまった」と勘違いした女性編集者はその場で泣き出してしまい、驚いた川端さんは「どうしたの」と初めて口を開いたそうです。
無言の川端さんに、相手がしびれを切らして帰ろうとすると「まだいいじゃないですか」と引き留めることが常だったとか……
孤独な少年時代を送り、早くから老成したところのあった川端さんは、無邪気な子供時代に憧れを持っていたそうです。
結婚当初、奥さんに「子供の頃にやっていた遊びは?」と聞いて、おはじきを買ってきて二人で遊んだりしていたというエピソードも。
天国では少年時代の自分をイメージして、子供の姿になって無邪気に遊んでいたりするかも…!?
いかがでしたでしょうか?
川端さんの秘蔵ラフはまだまだありますので、今後の公開をお楽しみに♪
次回のキャララフ公開は、宮沢賢治です!
明治生まれの詩人が、平成のオタク文化と出会ったら…!?新しい宮沢賢治像をお届け予定ですので、ぜひご覧下さい!!