――アフレコが終わったばかりですが、感想をお願いします。
八神亮介役・寺島拓篤さん(以下、寺島):個人的には久しぶりのダミーヘッドマイクを使っての収録だったのでとても楽しく収録させていただきました。その中でも吐息といった部分を全面に押し出した作品だったのでどんな息を入れようか、どうやったらいろんな吐息に聴こえるのかなっていうのを考えながら楽しんでできたと思います。
――今回“息遣い”をメインにあつかった企画のCDとなりますがこのお話を聞いた時どう思われましたか。
寺島:「なんだろう?ハァハァ言ってるだけなのかな?まさか!?」とか思っていたんですけど、ちゃんとドラマ部分があってその間にうまく吐息を入れてきてる作品なんだなと思って安心しました(笑)。本当によくこういったストーリーを考えられるなぁといつも感心させられるばかりです。
――第一弾は主人公の女の子がいなくて2人の掛け合いだけだったんですけど、今回は主人公を中心に据えてというストーリーになっていますが、演じる上で何か苦労した点などはありましたか?
寺島:とにかくいろんなパターンの吐息を入れましたね。それがそれぞれのシーンに合うように考えながら気をつけました。
――キャラクターについて説明していただければと思います。
寺島:今回僕が演じた八神亮介くんはバスケ部所属のぶっきらぼうな感じな子ですね。いわゆるツンデレっぽいところに属する少年なんですけども、キャラクーのビジュアル的にもまさにツンデレって感じがする男の子なんですよ。演じる上では、彼が持っている若さゆえの素直になりきれない部分と、若さゆえのまっすぐさっていうところのバランスを上手く出して、好意的に見られるキャラクターになればいいなと思って演じさせていただきました。
――演じてて難しいと思ったところはありましたか?
寺島:難しいとは思わなかったですね。むしろやりやすいというか、ある意味照れてついぶっきらぼうなことを言ってしまうって逆に感情がわかりやすい子だと思いました。台本も「わかりやすい子だな、かわいいな」と思って読ませていただきましたし、演じる上でもそこらへんはスムーズに出来たじゃないかなと思います。
――今回のCDには息遣いの色っぽさをフィーチャしたCDとなっていますが、寺島さん自身でこんな息遣いは色っぽいなって思うシチュエーションってありますか?
寺島:え?色っぽいなって思うシチュエーションって言ったらもうそういうシーンしかないんじゃないですか?(笑)。
――日常でお願いします(笑)。
寺島:あんまり考えたことなかったですね。そこまで他人の吐息に注目したことなかったので、これから探していきたいと思います。そういう所も注目していかなきゃなってちょっとびっくりしました(笑)。
――たぶんこういうCDを聴きたい女子の方々はちょっとした時の吐息にドキドキしたりすると思うんですよ。
寺島:そうですよね。収録している時は考えて演じてますけど、他人の息遣いをそこまで注目したことなかったです。そう考えると凄いCDですよね(笑)。
――最後にみなさんにコメントをお願いします。
寺島:今回は吐息推しということで吐息に色気を感じるアナタ、おまたせいたしました。今回はアナタに語りかけるCDとなっております。僕と鳥海さんが2人で取り合いますので覚悟していてくださいね。是非いっぱい楽しんでください!